1. 導入
この章では、自作プロトコルスタックの移植先となる教育用OS「xv6」を紹介し、以降の作業を進めるための開発環境を整えます。
まずxv6がどのようなOSなのかを知り、そのソースコードを手元に取得します。続いて、作業用のブランチを作成してxv6をビルドし、QEMU上で起動できることを確認します。あわせて、QEMUモニタの使い方や終了・再ビルドの手順といった、この先くり返し使う基本操作にも触れておきます。
ここでの目的は、まっさらなxv6を「ビルドして起動できる」状態にしておくことです。次章以降で、このxv6に少しずつ手を入れながら、自作プロトコルスタックを移植していきます。