1.1. xv6について
xv6は、UNIX Version 6 (V6)をIntel x86アーキテクチャ向けにANSI Cで再実装したもので、MIT(マサチューセッツ工科大学)の「6.828 Operating System Engineering」コースのために開発されたマルチプロセッサ対応の教育用OSです。
- MIT 6.828 (2018): https://pdos.csail.mit.edu/6.828/2018/xv6.html
- 解説テキスト: https://pdos.csail.mit.edu/6.828/2018/xv6/book-rev11.pdf
なお、x86向けの開発は既に終了しており、現在はRISC-V向けの「xv6-riscv」に置き換えられています。
- MIT 6.1810 (2026): https://pdos.csail.mit.edu/6.1810/2026/xv6.html
- 解説テキスト: https://pdos.csail.mit.edu/6.1810/2026/xv6/book-riscv-rev5.pdf
本講義ではRISC-V向けのxv6-riscv(以下、xv6と呼ぶ)を対象に開発を行い、CPUエミュレータのQEMUを利用して動作確認を実施します。